06/05/06 19:18:17 0
親族などを装って電話をかけてだます「おれおれ詐欺」。昨年の全国の
発生件数は6854件、被害額は約128億6200万円と、一向に減る気配がない。
中でも、被害が多いのが首都・東京だ。どうして都民はだまされやすいのか。
昨年の主要都道府県での被害を見ると、東京は1758件、被害額36億6301万円で
断トツだ。大阪はわずか53件、8285万円。発生件数で、東京は大阪の30倍以上、
全国の25%も占める。北海道、愛知は大阪ほどではないにしろ、全国平均に近い数字だ。
警視庁が1月に摘発した162件を調査したところ、登場人物は弁護士の104件(64.2%)
と警察官の93件(57.4%)が圧倒的で、重複して登場する場合も多い。特に最近流行の
「痴漢」の示談金名目では、警察官登場が7割にも上った。
一方、同庁が逮捕した男女19人を取り調べたところ、だましやすいのは(1)「○○警察ですが」
の一言で、激しく動揺する(2)慌てて「一体どうしたらいいんですか」とすがってくる
(3)自分から「○○かい」と息子の名前を呼びかける--などの人という。特に50歳代以上
の女性の被害が目立つ。
今林寛幸・捜査2課長は「警察官が示談の仲介をすることは絶対にないということを知ってほしい」
と誤解の払拭(ふっしょく)に懸命だ。都民に「おれおれ」の被害が多いことについて、識者に聞いた。
■評論家、犬養智子さん
新聞もこれだけ書き、テレビでもさんざんやってるのに、なぜ引っかかるのか信じられない。
大阪は商人の町で自分で稼いだ金という意識がベースにある。商人の方が侍より実力があり、
権威を信じない。江戸はある意味中央集権で、幕府の権威が強かった侍の町。その尾を引いて、
近代化しても役人に従順。だから、東京は制服に弱い。
最近の手口で夫の痴漢名目があるが、なぜ奥さん方は「夫に限ってそんな事があるはずがない」
と一喝しないのか。その程度の信頼感しか持ってないのか。日々、大学教授とかが痴漢行為で
捕まるニュースがあふれてるからかもしれないが。(以下略)
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