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靖国参拝と日本に隠れた戦後ファシズム1-3
例えば、現在の警視庁である旧東京警視廳は薩摩藩士である川路利良によっ
て創設され、その多くは旧薩摩藩郷士や西南戦争期においては、旧会津藩士
などの旧士族が主体となったのは有名である。
そして、靖国神社(旧 東京招魂社)こそが源頼朝を祭る白旗神社や、豊
臣秀吉を祭る豊国神社、徳川家康を祭る東照社と並び、明治維新で功績のあ
った士族(武士)を祭り、維新後、廃止されたはずの封建支配の精神を称え
、そして引き継ぎための聖地であり、日本社会の封建性を示す最大のシンボ
ル(象徴)なのである。
その精神は、民主化後の日本にも受け継がれており、例えば陸上自衛隊が
使用する64式小銃や89式小銃用の銃剣は、日本独特の武装である。さらに
、警察官においても日常の体育訓練の一環として、未だに「剣道」を鍛錬し
ており、そうした事は彼らが、武士道に特別な「シンパシー」を抱いている
ことの現れである。
そして彼らが靖国神社に対して特別の感情を抱き、同じ思想を共有する自
民党を「愛国心」という名の「封建思想」を共有する政党として支持し、政
党を国家と一体化させ、党の警察、党の軍隊を作り上げてきた。