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黄砂が肺に入ると花粉症や気管支ぜんそくなどのアレルギー症状が悪化するという
マウス実験結果を、市瀬孝道大分県立看護科学大教授(環境毒性学)と国立環境研究所などの
グループが29日までにまとめた。
黄砂が呼吸器に影響を及ぼすことは指摘されていたが、黄砂とアレルギーの関連を実験で確かめたのは初という。
市瀬教授らは、マウスの肺に、アレルギー症状を起こす卵白アルブミン(卵の白身の成分)と
中国・ゴビ砂漠南部で採取した黄砂をカテーテルで注入し実験。卵白アルブミンだけを入れた
マウスと比較した。黄砂は環境基準値の2-4倍の量とした。
卵白アルブミンだけでも気管支などに炎症が起きたが、黄砂を入れた場合は炎症はより強かった。
>> 共同通信@FLASH24 2006/04/29[16:48] <<
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