06/04/19 01:22:09 X/GW+k/80
かつて刑罰には、鞭打ちや手足の切断といった身体刑がごく普通にありました。
しかし、こうした刑は、残虐であり容認しがたいものだと人々は考えるようになり、今ではごく一部の地域を残してほとんど世界からなくなりました。
死刑もかつてはどこの国でもある刑罰でしたが、20世紀において廃止する国が相次ぎ、もはや世界の半数を超える国で行われていません。
死刑は、身体刑と同じ運命をたどりつつあります。死刑廃止が国際的傾向にあるというのは、こうした残虐な行為を刑罰とすることはやめようという人類の決断なのです。
今、私達は、江戸時代にあった磔や火あぶりの刑を異常で残虐な刑罰と感じます。100年後の私達の子孫は、今行われている絞首刑を同じように感じるでしょう。
皆さんもどうか冷静に考えてください。