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★山口・光市母子殺害事件、最高裁弁論で結審 本村さん「係争できたのは世論の高まり」
・山口・光市で、当時18歳の少年が幼い子どもと母親を殺害した事件で、18日、最高裁での
弁論が開かれ、先日欠席した弁護士も出席した。
14日、本村 洋さんは「これほどの屈辱を受けたのは、今回が初めてです」と話していた。
17日、被告側弁護人の安田好弘弁護士は「遺族の人たちがわざわざ山口から、北九州から
お見えになる。それがまったく無駄に終わってしまったことに対しては、大変申し訳ないと
思っています」と述べた。
被告側弁護人が欠席した弁論から35日、18日にあらためて開かれた最高裁弁論のために
はるばる広島から訪れた遺族の本村さんは「無事、わたしたちの事件は、最高裁まで係争
することができ、このたび結審することができました。これまでわたしたちの事件を担当して
くださった警察の方、そして検察庁の方々に深く感謝いたします」と話した。
また本村さんは、被告の元少年に対しての思いについて、「何ら落ち度のない、しかも23歳の
女性と生後11カ月幼児をですね、本当に身勝手な理由で殺害するような事件においては、
この国の刑法では、死刑が相当であるというふうに思います。極刑以外の刑罰では納得し
得ないというふうに思っております」と話した。
最高裁の弁論は、18日午後3時から開かれ、被告側弁護士は、捜査当局の鑑定書や
実況見分調書の内容が、遺体の状況と一致しないと指摘した。
被告側の安田弁護士は、17日の会見で「口を押さえろ。つまり、声を出すのを止めようと
する。そのために手をあごないし首に当てたというふうになります」と語っていた。
弁護側は、上告棄却を求めたうえで「被告に殺意はなく、1・2審の判決には重大な
事実誤認がある」などと主張した。(>>2-10につづく)