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★「村八分」巡り提訴合戦
・関川村の山々に囲まれた36戸の集落が「村八分」をめぐって揺れている。「集落の催しに
参加できない」と申し出たところ、ゴミ捨て場の使用を禁じられるなどの嫌がらせを受けたと
して住民11人が04年8月、区長ら3人を相手取り、村八分の停止と損害賠償を求めて
新潟地裁新発田支部に提訴した。
一方、被告側は今年3月、名誉を傷つけられたとして反訴し、名誉棄損罪で県警に告訴状も
出した。双方が法廷で証言しているが、歩み寄る姿勢は見られず、混迷が続いている。
発端は「イワナつかみ取り大会」だった。集落が「地域を活気づけよう」と企画して00年に
始まり、毎年、お盆の8月15日に開かれてきた。
原告の1人が04年4月、「大会準備や後片付けで、お盆をゆっくり過ごせない。イワナは
知り合いから寄付されたものなのに購入したように装い、不正に村の補助金を受けている」
などと不参加を告げた。すると、大会実行委員長の被告が「村八分にしてやる」と通告。
その後、「大会に参加できない」と同調した住民10人を含む計11人に対する嫌がらせが
始まった、と原告側は主張している。
05年9月から原告、被告双方への本人尋問が始まった。最初に辞退を告げた原告は
村八分について、(1)ゴミ捨て場に鍵をかけ、見張っている(2)集落の所有物を使えば
罰金だと言い、選挙の投票所になった集落センターに入れない。神社に参拝させない
(3)村の広報誌や農協の文書を配布しない―などと訴えた。
これに対し、被告側の代理人は、村八分とされる行為には原告の思い込みがあると反論。
「(被告は)飲酒して怒鳴るなど集落の中で恐れられている。住民の多くはイワナつかみ取り
大会に反対だった」という原告の訴えには、「集落はもともと多数決で物事を決めて
こなかったのではないか」と問い返した。(一部略)
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