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★「日の丸・君が代」 強制拒否33人処分 「憲法の理念否定」 都教委に対し批判
・東京都教育委員会は三十一日、都内の公立学校の卒業式で、「君が代」斉唱時に「日の丸」に
向かって起立し斉唱するとの職務命令に違反したとして、教職員三十三人に停職三カ月を
含む懲戒処分を行いました。「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会や
東京都高等学校教職員組合などは相次いで抗議声明を発表。「『命令』と『処分』で服従を
強要する常軌を逸したもの」「憲法と教育基本法の理念を否定する」と批判しています。
処分された教職員は都立高校二十八校、都立養護学校二校、都内の小中学校三校に
及んでいます。処分理由は、ピアノ伴奏拒否一人のほかは、「君が代斉唱時の不起立」
となっています。三十二人のうち二十人が初めての不起立者です。
「前例のない異常事態だ」。卒業式・入学式の「日の丸・君が代」強制をめぐり、東京都教育
委員会が教職員を処分したことに、教職員や保護者らから抗議の声が上がりました。
東京都教職員研修センター分館。都教委に呼び出された教職員が一人ずつ
向かい、「処分発令」を受けました。同館前には、強制に反対する支援者たち約三百人が集まりました。
「君が代」斉唱時の不起立を理由に「停職三カ月」というもっとも重い処分を受けた中学校教師
(55)は、支援者を前に「教育の名を借りた子どものマインドコントロールには加担できない。
どこまでもたたかいます」と語りました。
卒業式の司会で「都教委の方針で『内心の自由がある』ことは説明できません」とのべた
高校の男性教師も処分に。都教委から発令されたときの様子を、「事実と違うといっても
聞き入れず、都教委は一方的に処分文書を読み上げた」といいます。
不起立で初めての処分を受けた高校教師(57)は「立たざるを得なかった人もいるけれど
職場はみんな私たちと同じ気持ちです。憲法と教育基本法を教育に生かさなければいけない」
と語りました。(一部略)
URLリンク(www.jcp.or.jp)
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