06/03/20 12:15:39 3FRPZdUF0
◆歴史認識の深刻な病理
一方、民主党は旧社会党同様の左翼史観に基づき、相変わらず謝罪と補償の
ための法律作りに精を出している。例えば政策集は、「わが国と近隣諸国の
建設的関係の土台を構築するためにも、歴史的事実の真相究明は必要です。
その観点から、国会図書館に恒久平和局を設置する『国立国会図書館法改正案』
の成立をめざします」という。「歴史的事実の真相究明」といえば聞こえは
いいが、究明の対象は日本の「加害行為」である。つまり、これはわざわざ
国家予算を使って旧日本軍の残虐性を暴き立て、自虐史観を国定化しようと
いう画策なのだ。これによって近隣諸国との「建設的関係」を築こうという
のだから恐れ入る。
ちなみに、このバカげた法案は「戦後補償」を求める左翼市民運動家たちに
よって推進されてきた経緯がある。
また政策集は、「アジア等の女性に対する旧日本軍による『慰安婦』問題の
解決を図るために『戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案』の
成立を急ぎます」ともいう。「戦時性的強制被害者」とは何ともおどろおどろ
しい名称だが、むろん「性的強制」などという用語は日本断罪を企図する左翼
の政治プロパガンダに過ぎない。日本政府の徹底した調査にもかかわらず、
慰安婦を「強制」と結びつけるような証拠がついに発見できなかったことは
周知の通りである。
要するに、事実の歪曲に基づいて、日本政府に「被害者」への謝罪と補償
(金銭の支給)を強いるのがこの法案の趣旨なのだ。この法案が共産、
社民両党と一緒に共同提出されている事実にも、民主党議員を支配する歴史
認識の病の深さがうかがえよう。
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