06/02/22 12:05:56 IzPAVdyp0
ライブドアグループの証券取引法違反事件をめぐり、株主が同グループ企業のうその発表で損害を受けたとして、「ライブドア株主被害弁護団」(団長・米川長平弁護士)
は二十一日、九月をめどに同社や前社長、堀江貴文被告(33)らを相手に、
損害賠償請求訴訟を起こすことを明らかにした。旧経営陣の責任を民事面
でも追及し、株をめぐる不公正な情報開示から投資家を保護する必要性を
訴える大規模な集団訴訟となる見通し。
ライブドアの株主は、個人投資家を中心に昨年九月末で二十二万人。
株暴落の損失は高齢者を含め全国に広がっている。
先月二十八日に東京の弁護士が中心になって開催した
「金融商品被害110番」では、ライブドアグループの株取引をめぐる
相談が全体の約八割にあたる百十七件も寄せられていた。相談者別の被害額
は、百万円以上五百万円未満が四十二人で最も多かったが、一億円以上も三人いた。
弁護団は今後、被害者説明会などを通じて投資実態や被害の実態を把握
しながら原告団を結成していく。弁護団が訴訟の原告として想定しているの
は、虚偽の情報を基に形成された株価でライブドアやライブドアマーケティ
ングの株を購入し、損失を被った株主ら。 「自己責任」が原則の株式投資
で投資家側には因果関係立証の壁がある。有価証券報告書の記載がどのよう
に損害につながったかなどが焦点となる。
弁護団は来月五日、東京都千代田区の九段会館で被害者説明会を開催し、
原告になる株主を募る。問い合わせは
弁護団事務局(TEL03・3504・1955)まで。
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