06/02/16 01:00:15 a5056dVQ0
東京裁判の合法性がどうとかいう議論は、武力革命が合法かどうかに似ている。
革命は既存の法的体制を破壊する以上、旧法からすれば違法に決まってる。
これが違法として処断されないのは、詰まる所、「勝ったから」旧体制を破壊して
処断する主体を消滅させるからである。
要するに、常時は法が力を制御するという理念があるのに対し、
革命は力で法をひっくりかえすということである。
どんなに言いつくろっても、「力が法にまさる」「こともある」という現実を承認せねばならない。
東京裁判も同じ。要するに勝者が力をもって敗者を処断したにすぎない。
その意味で国内法を超越というのは正しい。
ただし、超越したところで合法では決して無い。
法が力に敗北したという理想もへったくれもない現実があるだけ。