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★作曲家・伊福部昭さんが死去…「ゴジラ」など手掛ける
・国内作曲界の大御所で、「ゴジラ」など映画音楽の作曲家としても知られる
伊福部昭(いふくべ・あきら)氏が、8日夜、亡くなった。91歳。告別式の日取りと
喪主は未定。
北海道釧路市生まれ。10代前半から独学で作曲を始め、北海道大林学科
在学中に作曲した管弦楽作品「日本狂詩曲」が、1935年にパリで開かれた
作曲コンクール「チェレプニン賞」で第1席となり、国際的に高く評価された。
46年に東京芸大作曲科講師となり、芥川也寸志、黛敏郎さんらを育てた。
また76年から11年間、東京音楽大の学長を務めた。
映画音楽は、47年に谷口千吉監督の「銀嶺の果て」を手始めに、54年、
わが国初の本格的な怪獣映画「ゴジラ」を担当。後に“伊福部節”とも呼ばれる
同じリズムの繰り返しを効果的に使った野性的で骨太の音楽が、作品を大いに
盛り上げた。手掛けた映画音楽は300本にも上り、海外にもファンが多かった。
2004年に文化功労者。1月19日から腸閉そくのため、都内の病院に入院
していた。(一部略)
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