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★民主党:対中政策で折衷案 「国の脅威」否定で調整へ
・民主党は16日、通常国会中にまとめる「外交・安全保障ビジョン」に、中国に関して
「軍事力増強は脅威だが、国としては脅威でない」との見解を盛り込む線で調整を
始めた。前原誠司代表が「中国の軍事的増強は現実的脅威」との認識を表明したことに
強い反発があることから折衷的な表現で合意を目指したものだが、党内の理解を
得られるかは微妙だ。
前原氏は先月8日の米国での講演で「中国は経済発展を背景に軍事力の増強、
近代化を進めている。これは現実的脅威だ」と発言。党内の一部に反発を招いた。
このため「『脅威』とは(日本攻撃の)意図と能力で決まる。中国の軍拡は脅威だが、
(攻撃の)意図はなく、脅威ではない」(幹部)と表現を使い分けることで意見集約を
図ることにした。「脅威」に代わり「憂慮」という表現も検討された。しかし、前原氏が
その後も繰り返し「脅威」と発言しているため同党は「今さら弱められない」(外交・
安保部門会議幹部)とメンツを保ちつつ、「国としては脅威ではない」ことも強調する
苦肉の表現で軟着陸を図る。
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※元ニューススレ
・【政治】 「"中国脅威論"を、民主党の統一見解に」 民主・前原代表が指示
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・【政治】 「中国、先制攻撃してこない方針だから脅威なし」「自民党と差がない」 鳩山・菅両氏、前原氏に苦言★2
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