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★五島議員に連座制適用へ 「百日裁判」申し立て
民主党の五島正規衆院議員=比例代表四国ブロックで復活当選=陣営の選挙違反
事件で、高知地検は29日、公選法違反(買収)の罪で、政策秘書、矢吹雅敏容疑者(50)
を追起訴、連座制適用に向け、迅速に審理を進める「百日裁判」を高知地裁に申し立てた。
地検は、矢吹被告を選挙運動で中心的な役割を果たした「総括主宰者」と判断。有罪が
確定すれば、五島氏が失職する可能性がある。
これを受け、民主党は五島議員に辞職勧告する方向で検討に入った。近く党幹部が五島
議員から直接事情を聴き、最終的な対応を決める。前原誠司代表は同日の記者会見で
「党としては毅然(きぜん)とした対応が必要だ」と述べた。 民主党では、西村真悟衆院
議員が28日に弁護士法違反容疑で逮捕され、除籍処分となったばかり。
五島議員は「今後審理が進んでいく段階なので、詳細なコメントについては差し控えたい」
としている。
起訴状によると、矢吹被告は9月10日から12日の間、選挙運動の報酬として、運動員
16人に現金計約185万円を渡した。同事件をめぐっては、高知県警が9月、運動員ら2人
を買収などの容疑で逮捕。供述から矢吹被告の関与が判明したため10月に逮捕した。
同被告は当初「選挙での労務に対する正規の支出」と否認したが、口座を管理するなど
買収の中心だったとみて県警は追及。11月中旬ごろ「違法性を認識していた」と供述を翻
し、容疑を全面的に認めたという。
■百日裁判 公選法は、当選無効の結果につながる選挙違反事件では、起訴から百日
以内に判決を出すよう努めなければならないと定めており「百日裁判」と呼ばれる。有罪確
定までに議員の任期が終わらないよう、審理の促進を規定。2003年11月の前回衆院選
で当選した民主党の今野東(こんの・あずま)、鎌田(かまた)さゆりの両氏陣営による選挙
違反事件でも適用されて有罪が確定。2人は辞職した。(一部略)
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