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中国への援助6兆1900億円
ODAに、有償援助、無償援助、技術資金があります。ほとんどが有償援助で
借款・融資です。これは日本人の郵便貯金・厚生年金が財源ですから、日本人の
財産です。無償援助は贈与で政府の一般会計で扱います。これらが、79年から、
中国に対して2兆8900億円支出されています。また、新聞にまったく出ない
のですが、輸出入銀行が去年国際協力銀行に名前が変わりましたが、ここが大半
アンタイド・ローンの融資をやっていて、中国には2兆2000億円。さらに、
輸出金融というのがあって、これも国際協力銀行がやっていて1兆1000億円、
合計6兆1900億円で年平均約3千億円の援助をやってきました。
融資という言葉を何度もつかいましたが、グランドエレメント25%~100%
の間におさまるものでなければ、ODAにはなりません。25%とは、金利4%、
20年返済のことですが、今日本がやっているのは、金利0,7%、10年据え置き
40年返済ですから、ほとんど贈与と変わらない。中国が独自に調達する場合は、
金利14%、数年返済ですから、金利が10倍で数年で返済しなければならない。
これに比べると超優遇です。商業融資の平均は金利10%1年返済で、これが
グランド・エレメント0%に相当します。日本の融資が贈与に近いというのは
こういうことです。インフレがあったりしているうちに、40年もたてばただ
同然になるということです。
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