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マグロの生ハムを商品化した和歌山県 那智勝浦町内の水産会社と、同町の勝浦漁協が
共同出資して10月初旬に新会社を設立、本格的な販売に乗り出す。全国展開の第1弾に、
大手ビールメーカーが実施する全国の特産品が当たるキャンペーンの賞品に生ハムを提
供する。16日、同漁協で生ハムをビールメーカーに贈呈した。
新会社は「勝浦漁協食品株式会社」(仮称)。社長は生ハムを作った、「ヤマサ脇口水産」
の脇口光太郎社長がなり、漁協の丸山一郎参事が副社長に就任予定。同水産で製造し
たハムを販売する。
生ハムは、生け締め(捕れた魚をその場で血抜きして鮮度を保つ)したビンチョウマグロ
を独自の技術でスモークした後、15日前後熟成させる。スモーク技術や加工できるマグロ
の種類を見極めるのが難しかったという。同水産は1年がかりで今年3月、商品化にこぎ
つけた。
大手ホテルのシェフなどに試食してもらったところ好評で、引き合いも多いという。しかし、
小売りは今のところ同社と、同町築地事務所、新宮市内の販売店の3店舗だけ。
丸山参事らによると、同漁協のマグロ水揚げの6割がビンチョウマグロだが、本マグロな
どに比べて低価格で取引される。生ハムが軌道に乗れば付加価値が付き相場が上がり、
水揚げ増と漁業者の収入も安定するなどの相乗効果が期待できるという。
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那智勝浦町観光協会 マグロの生ハム URLリンク(www.aikis.or.jp)