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【週刊新潮】 2005年6月2日号の52頁
「イヤガラセ電話」1000回で逮捕された「創価学会員」
悪質な嫌がらせ電話、かけもかけたり、その数、2ヵ月間でなんと1000回以上。
犯人は創価学会員の男で、彼が電語をかけ続けた先は、学会が言うところの「仏敵」にあたる、日蓮正宗のお寺だった。
「極悪坊主の藤原を出せ! 出せと言ってるんだ! 馬鹿坊主を!」
札幌市中央区にある仏見寺に、こんな嫌がらせの電話をかけ続けたカドで逮捕されたのは、遠く鳥取県倉吉市に住むハチンコ景品交換所従業員・谷口博司(52)。
谷口の直接の逮捕容疑は、昨年6~7月に計1123回の電語をかけたというものだった。が、仏見寺が彼から受けた電話の回数たるや、トータルでは「数え切れない」というのである。
なにしろ谷口の嫌がらせ電語には、かれこれ10年以上にわたる長い“歴史”があるのだ。
平成3年11月、日蓮正宗(宗門)は信徒組織の創価学会を破門にし、それ以降、宗門 VS 学会の宗教戦争が本格化。学会は宗門を「邪教」「仏敵」と位置づけ、激しい攻撃を加えてきた。
創価学会員である谷口が日蓮正宗の仏見寺に嫌がらせを働くようになったのも、そうした背景があってのことと見て間違いない。
仏見寺の藤原広行住職はいう。「彼の嫌がらせ電話が始まったのは、平成4年からでしょうか。電話はほぼ連日、夕方から深夜3時くらいまでの間に、それこそ間断なくかかってきました。
私はつぶさに記録を残しておいたのですが、ある晩には1時間のうちに186回もの電話があった。
寺の者が電話に出ると“お前は藤原か、アホのお前は引っこんでろ”などと大声で怒鳴り続ける。
谷口は宗教論争をするつもりだったと言い訳しているようですけれど、内容はそんな高尚なものではありませんでしたね」
藤原住職は谷口からの電話に限らず、創価学会からさんざんな誹謗中傷を受けてきたという。
「聖教新聞には登別温泉の一女将と愛人関係にあるとか、女性の信徒に関係を迫ったとか、デタラメを色々と書かれました。
創価学会が喧伝する私のスキャンダルは、なぜか“ヘソの下”の話が多くて、学会系の仏具店の軒先に“遊蕩藤原”と大書した、タタミ一畳分はあろうかという看板を置かれたことさえあります」