05/07/12 00:52:13 0 BE:124505093-##
★知的障害者1人での搭乗拒否 全日空
・富山市に住む知的障害のある女性(23)が六月初旬、富山空港から全日空機で東京へ
行こうとした際、知的障害者を対象にした手帳「療育手帳」を持っていることを理由に
一人での搭乗を断られた。日本航空機で東京に向かうことができたが、父親は「周囲の
乗客に迷惑をかけることはないと思い、お願いした。航空会社という公共交通を担う企業
には、もっと前向きに対応してもらいたかった」と話す。対応が分かれた両社とも手帳の
有無で搭乗を断る規定はなく、事情を聴いた上で判断しているのが実情だ。
女性は知的障害をともなうダウン症候群。作業所で働きながら、スポーツやインターネット
を楽しんでいる。家族と一緒に東京へは飛行機で何度も行っており、アメリカまでの
長時間フライトの経験もある。
母親はチケットを購入する際、体が不自由な人へのサービスを担当する全日空のスカイ
アシストデスク(東京)に自宅から電話し、これまでも飛行機に乗った経験があることや、
大声で騒ぐことがないなど日常の様子も説明。その上で、飛行機を降りてから女性の
姉が迎えに来ている出口ゲートまでの誘導を頼んだ。
応対した女性担当者は電話をいったん保留した後、療育手帳を持っているとして単独
搭乗を断った。結局、日本航空に電話で同様の趣旨を伝え了承を得て、女性は一人で
東京へ行くことができた。
全日空は今回のようなケースでは、飛行の安全を脅かしたり、他の人に迷惑をかける
恐れがないかをポイントに、日ごろの様子や会話の理解力などを確かめ、単独搭乗
できるかどうか判断しているという。
同社スカイアシストデスクの正木孝治課長は「担当者の判断がよくなかったことが
考えられ、申し訳ない。再びこのようなことがないよう徹底する」と話している。
URLリンク(www.kitanippon.co.jp)
※時間経過により、URLが変わる可能性があります。
※前スレ: スレリンク(newsplus板)