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ドゥドゥ・ディエン氏はユネスコの高級官僚。そしてユネスコといえば腐敗。
ユネスコが国際連合の中で最も腐敗し、最も非効率で、最も官僚主義的な機
構のひとつであるという事実だ。１９８４年、米国共和党のレーガン大統領
は米国のユネスコからの脱退を決定した。この後引き続き、英国とシンガポ
ールも脱退している。カナダ、日本、オランダ、スイスおよび西ドイツ（当
時）も脱退を検討した。米国のヘリテージ・ファウンデーション研究員、ブ
レット・シェーファー（Brett Schaefer）は、以前に発表した論評のなかで、
ユネスコは縁故採用が横行し、資金の使途が不明朗で内部の腐敗が著しいと
指摘している。ユネスコの職員の４０パーセントが内部規定による職員とし
ての資格を満たしておらず、不正な手段でその職に就いた場合が多いとのこ
とである。
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