05/03/31 18:58:13
★公立中で「偏向授業」 社会科資料に「毛沢東選集」や「百人斬り」抜粋
・東京・多摩地域の公立中学校で二月中旬、社会科の授業中に対日戦争を
正義と主張している「毛沢東選集」の一部や、信憑性が疑われている元朝日
新聞記者、本多勝一氏の「中国の旅」から「百人斬り」の場面を抜粋した
プリントが配布されていたことが分かった。
二月下旬に生徒のプリントを見た教育関係者が「あまりにも偏っている」と
教委に問い合わせたことから発覚した。
問題とされるプリントは、「学習資料」が五枚、空欄補充問題が一枚、論述
問題が一枚の計七枚。社会科の男性教員(41)が歴史的分野を履修して
いる二年生約百五十人に順次配布した。
資料の中身はほとんどが中国側のプロパガンダや宣伝に基づく内容で、
「毛沢東選集」から「中国のやっている戦争は進歩的であり、正義の戦争で
ある」と書かれた部分が抜粋され、さらに「中国の旅」からは、南京攻略戦の
際に旧日本軍の兵士が日本刀で何人斬れるか競ったとする「百人斬り」の
記述個所をピックアップ。「百人斬り」は、兵士の遺族が名誉棄損で係争中で、
学界でも真偽が疑われている問題個所。
空欄補充問題では、「南京で日本軍は誰をどのくらい虐殺したか」「三光作戦の
具体的内容は何か」などの問いが用意され、解答例としてそれぞれ「女性、
子供、捕虜を含む少なくとも十五万人から二十万人」「焼きつくし、殺しつくし、
奪いつくす」と示されている。
学習指導要領には、社会科の目的として「わが国の国土と地理に対する理解
と愛情を深める」とうたわれている。
校長はこの教員について「指導力にたけた優れた教員」と高く評価。都教委の
統括指導主事が中学を訪れ、「十五年戦争史」をテーマにしたこの教員の
公開授業を見学。「すばらしい授業だった」などと絶賛していたが、この際には
別の資料が使用されていた。(一部略)
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