04/10/29 10:27:10
★国際社会は台湾に不公平 陳総統、石原知事と会談
・台湾の陳水扁総統は28日、台北市内の総統府で石原慎太郎東京都知事と
会談した際、「台湾は主権独立国家だが、台湾人民は100パーセントの
主権を享受することができない。国際社会は台湾に対し不公平だ」と述べた。
「台湾は国家としての主権を享受していない」と表明したパウエル米国務
長官をけん制すると同時に、「一つの中国」原則を掲げる中国当局の反対で
実現していない世界保健機関(WHO)など主要国際組織参加への支持取り
付けを狙った発言とみられる。
陳氏は「台湾人民は台湾を熱愛し、支持してくれる友人を持てて光栄に
思っている」と述べ、パウエル長官の発言を批判した石原知事を称賛。
また、台風の影響で鉄道が一部不通となる中、知事を乗せた観光専用列車が
運行され、台湾メディアに「特権行使」と報じられたことに関し「知事が誤解を
受けたことに対し、深い謝罪の意を表する」と述べた。
石原知事は同日夜、台北発の航空機で成田空港に帰国した。機内で
記者団に対し、知事が台湾側に提案した台湾中央部の登山道整備について
「知り合いの山の専門家に調査してもらう」と述べ、今後も台湾の観光振興
への協力を表明した。
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