【宇宙/天文】次々と見つかる太陽の「ご近所さん」at SCIENCEPLUS
【宇宙/天文】次々と見つかる太陽の「ご近所さん」 - 暇つぶし2ch1:まぁいいかφ ★
06/11/20 23:28:51
【2006年11月20日 NOAO News】

 われわれの近くに存在する20個の暗い恒星系(連星含む)の発見が新たに報告された。
太陽から10パーセク(約33光年)以内に存在することが知られる恒星系は、2000年以降で
16パーセントも増えたことになる。

 今回の発見を発表した「近傍恒星研究コンソーシアム(RECONS)」は、1999年以来
チリにあるセロ・トロロ汎米天文台で太陽の近くに潜む恒星を研究し続けている研究者の
グループだ。年周視差(解説参照)を調べることで恒星までの距離を求め、太陽から
10パーセク(約33光年)以内にあるものを探している。

 RECONSが目指すのは、「ご近所」にいる恒星の質量、年齢(恒星としての進化の段階)、
家族構成(連星を形成しているかどうか)などを徹底的に調べ上げることだ。そうすることで、
われわれの天の川銀河全体の「人口統計」についても見通しが得られる。

 新たに見つかった20個の恒星系(連星も1個と数える)は、すべて赤色矮星。恒星の中でも
特に小さくて暗く、どんなに太陽に近くても、肉眼で見えるものは1つもない。しかし、太陽から
10パーセク圏内にあるとわかっている348個の天体のうち、239個(約69パーセント)は
赤色矮星だ。天の川銀河全体で見ても、もっとも典型的な住人であろうと考えられている。

 今回発見された恒星系のうち7個は、太陽に近い恒星系のベスト100にランクインした。
中には、23番目および24番目に近いものもある。また、2000年以降見つかった太陽近傍の
恒星系は、RECONSによって8個、他のグループによって6個存在し、今回の発見とあわせて
6年で16パーセントも増加したことになる。

 ご近所は、今後も次々と増えそうだ。RECONSの研究者によれば、10パーセク以内に
ありそうだがまだ正確に距離が測定されていない「順番待ち」の天体は、尽きそうに
ないという。

ソース:AstroArts
URLリンク(www.astroarts.co.jp)

NOAO Press Release 06-14: Twenty New Stars in the Neighborhood
URLリンク(www.noao.edu)


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