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月誕生の謎を探る日本初の月探査衛星「SELENE(セレーネ)」が13日、茨城県つくば市の
宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターで報道陣に公開された。H2Aロケットで
来年7月以降に打ち上げる予定で、月の地形やどんな物質でできているかなどを1年間かけて
詳しく観測する。
衛星は、縦横2.1メートル、高さ4.8メートルの四角い主衛星(重さ2.9トン)と八角形の
子衛星2機(同各50キロ)からなる。主衛星には14種の観測機器とハイビジョンカメラを搭載。
月の上空100キロを周回し、水や鉱物の分布を観測するほか、レーダーで地下5キロまでの
構造を調べる。子衛星は電波の中継などに使う。表面は月面からの反射熱などを避ける
黒い断熱材と金属の放熱板で覆われている。
滝沢悦貞プロジェクトマネジャーは「米アポロ計画以来の本格的な月探査。月の表と裏では
全く構造が違うなどの謎に迫りたい」と話している。
毎日新聞
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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