【技術】“燃料いらず”画期的エンジン 86歳の研究者 実用化へat SCIENCEPLUS
【技術】“燃料いらず”画期的エンジン 86歳の研究者 実用化へ - 暇つぶし2ch1:青影 φ ★
05/11/14 13:36:10

 八十六歳の元中小企業経営者が、ガソリンなどの燃料を必要としない、
環境にやさしいエンジンを開発し、注目を集めている。太陽電池などのわずかな
電力と、空気圧で駆動する画期的なエンジンだ。今月、都内で開催された
東京国際自転車展に出展し、「新規開発賞」を受賞。メーカーに自転車など
への応用を呼びかけている。(石垣良幸) 

 このエンジンを開発したのは、村上技術開発研究所(東京都江東区)の
村上栄三郎代表(86)。共同出願者で友人の長谷川清さん(80)、
渡盛雄さん(78)の二人とともに実用化を目指している。

 エンジンには、左右隣り合った二つのピストンがあり、片方のピストンが伸びると、
片方のピストンが縮む仕組みになっている。ピストン内には圧縮空気が充填
(じゅうてん)され、モーターなどで起動させると、縮んだほうのピストンに反発力が
生じる。その力を回転運動に変えて駆動する仕組みだ。

 シリンダー同士をつなぐ軸棒の支点の位置を移動するところが大きなポイントで、
小さな電力でも永続的に大きな力が出せるという。「自転車だけでなく、自動車や
ボートのような大型の装置にも利用ができる」と、村上さんは説明する。

 村上さんはもともと高圧ガス関連装置で高い技術を誇り、三十以上の特許を
持つ「発明家」でもある。自動車の排ガスによる公害が社会問題化していた
昭和四十年ごろ、「高圧ガスの技術をうまく活用できないか」と研究を始めたと
いう。

 仕事そっちのけで開発に没頭。高圧ガス会社を経営していた長谷川さんや
渡さんもその夢に引かれ、支援するようになった。試行錯誤の末、技術を確立。
平成元年に共同で特許を出願した。

 出願はしたものの斬新な発想だったためか、「特許が認められるまで八年を
要した」(村上さん)という。すでに三件の関連特許も取得。他にも二十数件の
特許を出願中で、欧米での特許取得も目指している。

 後は実際にこのエンジンを実用化する人を探すだけ。村上さんは、経営の
第一線から退き、現在はこのエンジンの普及に専念。長谷川さんらとともに
展示会などに試作機を出展しながら、利用を呼びかけている。

 地球環境問題に対する意識の高まるなか、最近になって、ようやくこのエンジンに
対する評価も高まってきた。三人合わせた年齢は二百四十四歳。今回の受賞で
「クリーンな社会をつくりたい」という大きな夢が実現しつつあるようだ。

ソース

URLリンク(www.sankei.co.jp)



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