05/07/09 13:53:45
ホンダは5日、制御技術を大幅に改善したエンジンと新型ハイブリッドシステムを開発した、と発表した。
新Hondaハイブリッドシステム「3ステージ i-VTEC+IMA」を新開発
―今秋発売の新型シビック ハイブリッドに搭載―
Hondaは、知能化したVTEC機構(可変バルブタイミング・リフト機構)により、
低回転・高回転・気筒休止の3段階でバルブ制御を行う「3ステージ i-VTEC」エンジンと、
大幅に小型高効率化した「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」を組み合わせた
「新Hondaハイブリッドシステム」を新開発、今秋発売予定の新型シビック ハイブリッドに搭載する。
新Hondaハイブリッドシステムは、エンジンの知能化制御とIMAシステムの高効率化により、
従来システム(※1)から、システム出力を約20%高め1.8Lエンジンクラスの力強い走りを実現しながら、
燃費を5%以上向上するとともに(※2)、システムサイズの5%の小型化や世界最高レベルの排出ガスクリーン性能を達成。
走行性能、燃費とも以前より大きく進化させたシステムとして完成した。
(後略・全文は元記事をお読みください)
※1 現行シビックハイブリッドシステム
※2 10・15モードでの現行シビックハイブリッドとの比較
走行状況に応じたバルブ開閉タイミング制御により
力強い走りと低燃費を両立する「1.8L i-VTEC」エンジンを新開発
―今秋発売予定の新型シビックに搭載―
Hondaは、知能化したVTEC機構により、発進や加速時などには吸気効率が最大となる
バルブタイミングによりトルクフルで力強い走りを実現し、クルーズ走行などの低負荷時は
吸気バルブを閉じるタイミングを遅らせて燃費を向上する「1.8L i-VTEC」エンジンを新開発、
今秋発売予定の新型シビックに搭載する。このバルブ開閉タイミングコントロール機構により、
発進加速時の2.0Lエンジンに匹敵する力強い走りと、現行シビック1.7Lエンジンから約6%の
低燃費化(エンジン単体)を実現、1.8Lエンジンで世界最高レベルの低燃費を達成している。
特にクルーズ時には、1.5Lエンジン並みの低燃費を実現している。
通常、エンジンの低負荷時は、スロットルバルブを閉じ気味にして、混合気の吸入量を制御する。
この時、吸気に伴う損失(ポンピングロス)が発生し、エンジンの効率を低下させる要因のひとつとなっている。
「1.8L i-VTEC」エンジンでは、吸入バルブの閉じタイミングを遅らせることにより混合気の吸入量をコントロール、
低負荷時でもスロットルバルブを大きく開けることが可能となり、ポンピングロスを最大16%低減した。
徹底的なフリクション低減とあわせ低燃費化に寄与している。
(後略・全文は元記事をお読みください)
元記事/全文:本田技研工業プレスリリース
新Hondaハイブリッドシステム
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1.8L i-VTECエンジン新開発
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