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フィリピン・カビテ州で先月、自営業堀江敏弘さん（４５）＝愛知県犬山市出身＝が
３人組の男に射殺された事件で、地元警察が強盗殺人容疑で逮捕したフィリピン人、
アルマンド・オラエス容疑者（４６）が１５日、本紙の取材に応じた。
同容疑者は、逃走中の共犯者２人が堀江さんを狙い、現金を奪う目的で犯行を事前
に計画したと述べた。
同容疑者は先月３０日の犯行について「同じ地域に住む顔見知りの男が主犯だ。朝、
突然自宅を訪ねてきて『バイクを貸してくれ』と頼まれた」と説明。
男は友人を連れており、「ある人物をバイクで追跡してほしい。礼はする」と持ち掛けた
という。
同容疑者は指示通りに２人をバイクに乗せて同州イムス町に行ったが、現金を引き
下ろした堀江さんが銀行から出てくると、後部座席にいた男が徒歩で接近。
奪われたバッグを取り戻そうと堀江さんが抵抗したため、焦った男が堀江さんの胸を
短銃で撃ったという。
同容疑者は「強盗を計画していたことは現場に着くまで知らなかった」と強調。
犯行後は男の自宅で奪った現金約３万ペソ（約７万５０００円）のうち７０００ペソを裏庭
で受け取った。
「黙っていろと言われたが、良心の呵責（かしゃく）に耐えられず、眠れなかった」と、
７日に出頭した理由を話した。
ニュースソース
URLﾘﾝｸ(www.chunichi.co.jp)
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