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インドを訪問した海上保安庁の巡視船「しきしま」(6500トン)は24日、
ムンバイ沖でインド沿岸警備隊と海賊対策を想定した合同訓練を行った。
インド洋上を航行中の日本船籍タンカーが海賊に襲われ、日本の海保に
救助要請の連絡があったとの想定でインド側との情報伝達訓練が行われた
ほか、「しきしま」とインド側の巡視船の乗員がそれぞれ小型艇やヘリでタンカー
に近づき、乗艦して犯人を制圧する技術を披露し合った。
日本とインドの海上保安当局は、1999年にマラッカ海峡で日本人船長の乗る
大型貨物船「アロンドラ・レインボー」号が海賊に襲われた事件で、インド沿岸
警備隊が同号を確保したのを機に協力を深め、合同訓練を2000年から実施、
今回は7回目となった。
訓練を視察した海保の石川裕己長官とインドのコントラクター沿岸警備隊長官は、
海賊対策のほか油流出事故対策でも協力を深めることで合意。
また、2007年5月に東京湾で行われる海保の観閲式にインド沿岸警備隊が
参加することも決まった。
ニュースソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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