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「トマト・トライアングル」と呼ばれる、南イタリアの農作地帯には、夏から秋にかけて、収穫のた
めの季節労働者たちがやってくる。最近になって、彼らの奴隷に等しいような労働環境や、逃
亡者が殺害される事件などが明るみに出始めた。
以前はモロッコ人などアフリカ系が多かったが、最近では東欧マフィアが暗躍し、ポーランドな
どで安い労働力をかき集めている。時給5~6ユーロが支払われるというものの、イタリアまで
の旅費、野営地の宿泊代、食費、ロウソク代(電気が通っていないため)、仕事場まで行くトラッ
クの運賃まで天引きされ、1日16時間働かされても、手元に残るのはほんのわずか。しかも銃
を持った男たちに見張られるというのだから、まさに強制労働だ。地元の警察当局もマフィアに
恐れをなして摘発には及び腰だという。
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