06/12/21 10:42:25
靖国神社境内にある展示館は、中国について言及した表現のうち、政治的視点に基づく偏向した表現を、
穏やかな表現に修正する作業を進める計画だ、と毎日新聞が20日付で報じた。
同紙はこの日、展示館について消息筋の話を引用し、「展示館内の中国について言及した内容は、
歴史的事実においては誤りはないが、表現の一部が誤解を招きかねないとして、
穏やかな表現に修正することを決めた」と伝えた。
この消息筋はまた、「中国に関するさらに多くの資料を展示する方針であるため、
“偏向している”という評価はできなくなるだろう」と付け加えた。
展示館では、来年7月に予定されている設立5周年記念式典までに、中国関連の表現の再検討作業を終えるために、
現在中間報告書を作成し、作業の大まかなスケジュールを検討しているという。
匿名を条件に取材に応じた靖国神社の関係者はこの日、展示館内の中国関連の表現の修正方針について、
具体的な言及は避けたが、来年1月ごろに中間報告書が同神社の広報誌で公開される、と伝えた。
靖国神社展示館の収蔵品をめぐっては、日本のタイ駐在大使を務めた岡崎久彦氏が今年8月、同神社を訪れ、
収蔵品について懐疑的な意見を述べ、展示内容を部分的に変更するようアドバイスしたことがある。
これを受けて同神社側では、今年10月に展示館の展示内容の一部を改める計画を公表した。
靖国神社は東京都千代田区にある日本最大級の神社で、第2次大戦時を含む日本軍の戦没者と
A級戦犯14人が祭られている。これに対して、韓国をはじめとする近隣国家は、
同神社への参拝が「過去の日本の軍国主義の復活」、あるいは「戦争の美化」だとして非難してきた。
特に小泉純一郎前首相が在任中、毎年参拝を強行したことで、韓国・中国と日本の外交関係が冷却化していた。
NEWSIS/朝鮮日報JNS
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