06/12/19 16:08:09
牧師がエレキギター片手に歌う、全国でも珍しい挙式が16日、鹿島町のパレスいわや・タリアセン
教会で行われた。エレキギターを演奏したのは第18回報徳出版文化賞（福島県報徳社主催）の
受賞作『明日はどっちだ～むかしロックギタリスト、いま牧師』の著者として知られる、
金本友孝さん（45）（※）。音楽が大好きな新郎新婦の希望で実現し、金本さんは
心を込めてゴスペルソング「Ｉ ａｍ ｓｏ ｈａｐｐｙ」とベートーベン交響曲第９番の「Ｊｏｙｆｕｌ Ｊｏｙｆｕｌ」
の２曲を熱唱した。 金本さんは大阪府富田林市出身の在日韓国人３世で、高校在学中に
ミュージシャンを目指してギターを始めた。しかし「在日」ということでさまざまな障害にぶちあたり、
腰まで届く金髪のカーリーヘア、派手な服装で反社会を訴えて音楽活動に明け暮れるとともに、
酒や薬におぼれ、すさんだ生活を送ったという。
在日韓国人に対する差別問題や外国人登録法など難しい問題を乗り越え、やがて牧師の道を
歩むことに。来市したのは10年前で、開拓伝道として布教活動を行うも、訪れたチャペルでは
楽器を扱える人がおらず、賛美歌も自らがギターを演奏して歌うしかなかった。
今では信者も増えてギターを演奏するスタイルも定着した。>>２以下に続く
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