【中国】中国では下水溝に溜まった油を原料として食用ラードが作られる…大量の農薬も含まれ人体への悪影響必至〔12/15〕at NEWS4PLUS
【中国】中国では下水溝に溜まった油を原料として食用ラードが作られる…大量の農薬も含まれ人体への悪影響必至〔12/15〕 - 暇つぶし2ch3:葉隠覚悟φ ★
06/12/15 15:52:06
一方、繁昌油脂廠の動静を監視していた執行官たちは、繁昌油脂廠が頻繁に
原料油を買い入れていることを確認、生産が始まることを確信するに至り、
ついに8月2日夜の立ち入り検査が実行に移されたのであった。

「食用動物油脂衛生標準」の規定では、食用ラードの原料は「生きた豚の純脂肪組織」で生産し、
衛生検査に合格した後、原料として使用できることになっている。
ところが、繁昌油脂廠が2005年9月以降購入した170トン前後の原料油は、
劇毒の農薬が含まれていたことからも分かるように出所不詳の廃棄油脂であった。
経営者の應富明自身が「ゴミ油」と呼んだ原料油に対する調査の結果、
廃棄油脂の種類が次のように判明した。

[1] 豚を屠殺した後に売れ残った部分の肉を煮詰めて出来た豚油(業界用語では「雑粒油」)
[2] 皮革工場で豚皮を塩漬けにして乾かした後に竹で削り落とした豚油(工業用の使用は可)
[3] ホテルやレストランで何回も揚げ物料理に使われて廃棄された油
[4] ホテルやレストランの汚水に含まれた油
[5] 下水溝に溜まった油

上記[1]及び[2]は食用油脂ではないので論外だが、2002年に公布された
「食品経営単位廃棄食用油脂の規定」は、上記[3]~[5]の油を廃棄油脂に分類し、
買い入れて食用油脂に加工することを明確に禁止している。

▼100トン以上の有害ラードが未回収
腐敗で変質した廃棄油脂を食用ラードに加工するには特殊な処理が必要であるが、
執行官たちが確認した繁昌油脂廠の食用ラード製造工程は次の通りである。

(1) 原料油をポンプで反応鍋へ送り、攪拌と脱臭を行う。
(2) 吸収力の強い珪藻土(白土)を加えて汚れを除去することで色を白くする。
  ただし、原料油が汚れすぎていると白くはならない。
(3) 工業用アルカリを加えて酸価値を下げる。
  (原料油の酸価値は1グラム当たり54.27ミリグラムであったものが、製品では17ミリグラムまで低下している)
(4) 最後にヤシ油を10%加えて粘度を高める。

写真:食用ラードの秘密工場内部
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)

こうして製造された食用ラードは、工場出荷価格で一般価格の半値と安いことから、
売れ行きは良好であった。
繁昌油脂廠は正式操業前の2006年1月には、その名の通り既に「繁昌」していたことが帳簿から判明している。
繁昌油脂廠は販売ネットワークを独自に形成し、その販売先は地元の浙江省をはじめとして、
四川省、山東省など広い地域に及んでいた。

繁昌油脂廠から製品を購入した販売店は、主としてレストランやファストフード店へ販売していたものと思われる。
経営者である應富明は既に有害食品製造容疑で正式に逮捕されているが、
台州地区では繁昌油脂廠製の食用ラードを6467キロ回収することに成功したのみで、
既に広域に流通した100トン以上の有害ラードの回収は全く進んでいない

>>3以降へ続く


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