06/12/13 10:26:36
韓米連合軍司令部の副司令官を務めた韓国軍の予備役将軍ら10人が12日、
韓国駐留アメリカ軍のベル司令官に会い、戦時作戦統制権の韓国への移譲交渉を中止するよう強く要請しました。
これに対しベル司令官は、来年の春に行われる韓米連合軍のRSOI=戦時増援演習で、
海兵隊のMPS=海上事前集積艦部隊が1個旅団にあたる兵力と装備を展開するなど、
過去最大規模のアメリカの戦力が参加し、韓米防衛公約の強固さをアピールするだろうと明らかにしました。
歴代の韓米連合司令部副司令官らは、12日、ベル司令官ら韓国駐留アメリカ軍の将軍を
ソウルの国防会館に招待し、イ・サンフン元国防部長官が
「北韓の核問題が解決し、韓半島の安全保障が平和的な状況に好転するまでは、
効果的な戦争遂行能力を備えた今の韓米連合司令部の解体を招くことになる、
統制権の韓国への移譲を進めるべきではない」と強調しました。
そして「多くの国民が統制権の韓国への移譲による安全保障の空白を懸念しており、
歴代国防部長官をはじめ大多数の予備役将軍らも移譲反対の声明に署名している。
ベル司令官はこうした助言を受け入れて、統制権の移譲に慎重を期してほしい」と要請しました。
ソース KBSワールドラジオ
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