06/12/12 02:21:47
◇米「国連軍司令部の停戦業務を韓国に移管」
米国政府が戦時作戦統制権移管の際、現在国連軍司令部が担当している約20の韓半島(朝鮮半島)停戦
協定管理機能のほとんどを韓国側に移譲したいとの意向を、韓国政府に打診していたことが10日、明らかになった。
韓国側は、停戦協定管理が政治・外交的に非常にデリケートな事案であることを考慮、来年 6月まで慎重に
米国側と交渉し、移譲を受ける任務の範囲を決めることにしており、統制権に続き国連軍司令部任務の
移譲問題が韓米間で新たな懸案となるものとみられる。
このため、統制権が2009年10月から12年3月までの間に韓国軍に移譲されれば、国連軍司令部のかなり
多くの任務も韓国軍に移譲されることが予想される。
こうなると、非武装地帯内で銃撃事件などが発生すれば、国連軍司令部において米軍主導で特別調査団を構成、
真相究明してきた体制が、韓国軍主導に切り替わる。
映画『JSA』では、JSA(共同警備区域)内の殺人事件を中立国の監督委員会メンバーが取り調べたが、
今後は軍事境界線以南の地域での取り調べは韓国側が主導することが可能になる。
しかし、この場合、北朝鮮側が拒否感を示す恐れもある。国連軍司令部消息筋によると、国連軍司令部の
任務移譲が実現すれば、現在、米軍大佐が務めている軍事停戦委員会の秘書長席も韓国軍が務める
可能性が高いとのことだ。
消息筋は同日、「米政府は今夏の韓米安保政策構想会議で、統制権移譲時に国連軍司令部の停戦協定
管理機能のほとんどを韓国側に同時に移譲したいという意向を表明した」と述べた。
また別の関係者も「米政府がそうした意向を表明したのは事実で、問題のデリケートさと、米国側が国連軍
司令部から手を引こうとしているのではないかという懸念のため、どこまで受け入れるか韓国政府と軍当局が
頭を悩ませている」と語った。
>>2以降に続きます。
ソース:朝鮮日報
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