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内閣府が9日付で発表した「外交に関する世論調査」によると、
現在の日韓関係を「良好だと思う」との回答は、昨年の前回調査より5・2ポイント減少し、
調査を始めた1986年以来最低の34・4%に落ち込んだ。
逆に「良好ではない」と答えた人も最も高い57・1%に上った。
中国については「良好」との見方が韓国よりさらに低く21・7%だが、
過去最低だった前回から2・0ポイント増とわずかながら改善した。
調査は全国の成人男女3000人を対象に10月5日から15日にかけて実施。
安倍晋三首相の中韓歴訪や北朝鮮の核実験は調査の期間中だった。回答率は56・8%。
親近感に関する質問では、中国に「親しみを感じる」と答えた人は
34・3%(前回32・4%)、韓国については48・5%(同51・1%)だった。
北朝鮮に対する関心事(複数回答)は、日本人拉致問題が前回とほぼ同率の86・7%でトップ。
7月のミサイル発射、10月の核実験を受け、核問題が15・6ポイント増の79・5%、
ミサイル問題が19・3ポイント増の71・5%になった。
(共同)
(2006年12月09日 18時32分)
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