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【国内】韓流映画ブーム終焉へ ヒットなく本数も減少[12/09] - 暇つぶし2ch1:猫の手βφ ★
06/12/09 10:07:45
韓流 映画ブーム終焉へ ヒットなく本数も減少

韓流ブーム、もう終焉(しゅうえん)!? 今年に入って韓国映画が急速に
冷え込んでいる。公開本数こそ多いものの興行収入は低迷し、ヒット作が
生まれていない。爆発的な“ヨン様”人気などを背景に、韓国映画の買い付けが
高騰したことも一因で、「今までがバブルで、これが普通の状況」と関係者は
平静を装う。しかし、北朝鮮の核実験で韓国に対する距離感まで広がっている
という見方もあり、韓流の先行きは不透明だ。

図:日本での韓国映画の公開本数
URLリンク(www.sankei.co.jp)

韓国の情報部員と北朝鮮の女性工作員の悲恋を描いた映画「シュリ」
(日本公開2000年)が火付け役だった。日本で興行収入約18億5000万円の
大ヒットを記録し、02年の日韓W杯直前ということもあり、韓国ブームが盛り上がった。

ブームを加速させたのが、テレビドラマ「冬のソナタ」。主人公のぺ・ヨンジュンさんは
「ヨン様」「ほほ笑みの貴公子」と呼ばれて主婦層に人気を集め、社会現象にもなった。
これを機に、韓国の人気俳優が出演する“韓流ドラマ”が相次いで日本に上陸した。

映画も「私の頭の中の消しゴム」(05年)が興収約30億円、ヨン様主演の「四月の雪」
(同)が約27億5000万円の大ヒットに。公開本数も61本とフランス映画を追い抜き、
ハリウッド映画に次ぐ地位を獲得した。

しかし今年になって状況が一転。「私の頭-」のチョン・ウソンら韓国の2大スターが
共演した「デイジー」(5月公開)が約6億円と振るわず。この秋も、韓国で歴代興行記録を
塗り替えた「グエムル-漢江の怪物-」が2億8000万円、昨年韓国で最もヒットした
「トンマッコルへようこそ」も約3億円と予想を大きく下回る結果に。結局、今年は興収
10億円を超えるヒットが出ていない。

「もうかると分かって粗製乱造気味の作品が増え、結局、飽きられる結果となった」。
ある映画関係者は、作品の質の低下を指摘する。ただ、韓流ブームの影響で
映画の買い付け価格が暴騰したことも影響したようだ。ちなみに「四月の雪」は
約7億3500万円と韓国映画史上最高の買い付け価格を記録、その後も高止まりしたまま。
現地の報道によると、「グエムル」は約5億4000万円で興収はその半分程度にとどまった。

価格高騰の影響で、韓国映画の公開本数も下降線をたどっている。00年の14本から
昨年は61本と4倍以上に急増したが、今年は逆に34本に減少。“韓流バブル”の
終わりを浮き彫りにした。

逆風が吹き始めた中、日韓の映画会社が提携して共同配給するという新たな試みの
映画「王の男」(9日公開)に期待がかかるが、映画評論家の川本三郎さんは
「韓国映画の不振は、作品が玉石混交のうえ公開本数が多過ぎるということに加え、
10月の北朝鮮の核実験強行で韓国、北朝鮮への距離感が一気に拡大したことも
大きく影響している。南北融和のムードがすっかり冷め、韓流ファンたちも手放しで
歓迎できなくなったのでは」と指摘している。

ソース:Sankei Web
URLリンク(www.sankei.co.jp)

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