06/12/07 12:30:20 lOHVKta2
>>851の続き
>政体などと云ふ様な事は、彼等の原始的な概念では考へ得らるゝ処でない。
>けれども日露戦争後二十五年間と云ふものは、
>彼等の所有する田畑が、兵馬の為に、畦道一隅たりとも損なわれた事はない、
>勿論他国の侵略を蒙つた事もない、又一度たりとも掠奪に遭つた事もない、
>田園生活の平和は斯くして乱された事はないのである。
>(中略)
>それ故、いくら外部より政府は朝鮮人の味方でないと宣伝されても、
>そんな事に傾聴する事は出来ない、
>「安全」と云ふ事は彼等の子弟が外人の書いた書物で学ぶデモクラシーの真意よりも、
>遥かに勝つて価値あるものである。
>(中略)
>彼等農夫が政府に対する唯一の不満は、子弟の就学を強要せられる事である。
>それは時間の浪費であり、又無益の事柄の勉強であつて、
>其の時間を用ゆれば水田で立派な収益があがるからである。
出典: 同上、179-180頁。
>>859
政府が堂々と名簿を作るのとは訳が違います。