06/12/04 13:25:07
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昨年の春頃から韓日関係は極度に冷却された。靖国神社参拜、歴史教科書歪曲、独島の領有権などが
主な要因だった。
それに北朝鮮ミサイル打ち上げと核実験は、両国を危機的状況に追い込んだ。今後の東アジアのビジョン
を模索する為にも両国の協力は今まで以上に切実な時期である。
韓国日本学会傘下の日本政経社会学会と日本史文化学会は2日、漢陽(ハンヤン)大学国際学大学院の
画像会議室で『新しい韓日関係の模索』という主題のシンポジウムを行った。本紙が後援した今回の行事で、
各分野の日本専門家らは5時間にわたり韓日間協力と我々が点検すべき事、これから解決すべき課題など
を集中的に討論した。
■『大衆化の段階に入った日本の歴史歪曲』=最初に発表者した漢陽大学のチョン・ハミ教授は、「日本の
右傾化が一般人達に幅広く拡散している現実」に対し、深刻な憂慮を表した。 その例としてチョン教授は、
山野車輪の『マンガ嫌韓流(1・2巻)』が合計67万部も売れた事を挙げた。日本歴史学会でさえ事態の深刻性
を後に認識し、「大衆の歴史認識問題に進んで対応しなければならない」という主題の学術大会を今年の
5月に開催していると紹介した。
淑明(スクミョン)女子大学のパク・ジュンウ教授は、「日本の右傾化論議を展開する前に日王の戦争責任に
対する認識を無視出来ない」と強調した。成均館(ソンギュンクァン)大学のキム・ジョンシク教授も、「日王は
常に日本の右傾化の振る舞いに作用する事がある」と指摘した。
国民(グクミン)大学のイ・ウォンドク教授は、「最近の韓日関係悪化のメカニズムを『日本の無神経構造と
戦略不在、韓国の日本意識に対する拡大解釈と過剰反応』」であると指摘し、「両国が問題を賢く解いて
行かなければならない」と注文した。また、「韓日関係の揺れは結果的に両国の内部事情と変化に対される
徹底的な認識が不足である」と考慮した。日本の歴史歪曲の大衆化が憂慮される状況ではあるが、過剰反応
も正しい解決法では無いと言う事である。
■『対日政策が洗練されれば…』=イ教授は、「対日外交戦略が日本の内部変化も検討する事が出来ない」
と批判した。特に安倍政権が見せる融和的な対韓・対中外交は保守系統の伝統的な外交から由来している
だけの事であると想定した。
>>2以降につづく…
ソース:国民日報KUKIニュース(韓国語)
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