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最近の2日間、2人の「スポーツ皇帝」に相次いで会う機会に恵まれた。
日本プロゴルフ・ダンロップフェニックストーナメントに出場した「ゴルフ皇帝」の
タイガー・ウッズと、(韓国)国内舞台に初登場した「テニス皇帝」の
ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)の試合を
相次いで観覧した。
小さいミスも決して容認しないプロ意識は印象的だった。
19日、4ラウンドでウッズは前日まで3日間、4打を減らした4番ホール(パー5)で
3番目のバンカーショットがピンの近くに落ちないと、悪口を数回した後、
サンドウェッジでキャディーのバックまで叩き付けては、
とうとうバーディーを奪う底力を見せた。
世界1位のフェデラーはナダルとの自尊心対決で決して退かないと言わんばかりに、
最後の3セットで会心のストロークがベースラインを外れたりすると、
大きい叫びをあげた末、勝利を勝ち取った。
フェデラーが使うラケットは、一般製品よりヘッドサイズが102インチ小さく、
重さは20グラムほど重い360グラムに達する。
これはパワーと正確さを同時に押し上げるための選択。
2人が最上の技量を披露したのは似ていたが、
競技場の外の風景は日本と韓国が対照的だった。
日本では4日間2万名以上のギャラリーが集まったにも関わらず、
滑らかな試合運営と多様な便宜施設の中で思う存分、試合を楽しんだ。
ウッズを随行した4人のボディーガードもその存在がなかなか感じられなかった。
一方、フェデラーとナダルの試合では、黒色の防剣服を着た私設警護人が
随所で高圧的な姿勢を見せて、競技場を訪れたファンの気持ちを悪くした。
夕食の時間だったのに、売店には適当な食べ物がなくて、
観衆は飢えの中で試合を見るしかなかった。
東亜日報 NOVEMBER 23, 2006 07:29
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