06/11/29 12:51:47
中国からのウイグル独立を掲げる国際組織「世界ウイグル会議」(WUC、本部・ミュンヘン)は27日閉幕した総会で、
米国在住の女性人権活動家で、今年のノーベル平和賞候補にもなったラビア・カーディル氏を総裁に選出した。これに
対し、中国の司法当局は、身柄拘束してきた中国在住の同氏の実子2人に懲役7年の実刑判決などを下す事実上の
報復措置に出た。
在米の人権組織「ウイグル人権計画」(UHRP)などが明らかにした。同氏は26日に全会一致で総裁選出されたが、
新疆ウイグル自治区の裁判所はこの直後の27日、「脱税罪」で逮捕、起訴されていた同氏の息子、アリム氏に懲役7年、
罰金50万元(約750万円)▽カハル氏に罰金10万元(約150万円)の判決をそれぞれ言い渡した。
公判は先月27日に始まり、当初は10日間で結審する予定だった。UHRPは、カーディル氏の総裁選出が予定された
WUC総会(今月24~27日)の結果をにらみ判決を持ち越していたと指摘した。
一方、今年5月からやはり身柄拘束され、中国官憲による暴行が伝えられていた同氏の息子アブリキム氏は、同自治区
内の拘留施設から26日、「治療が必要」との理由で保釈された。UHRPでは「健康状態などは不明」として、情報収集を急
いでいる。
カーディル氏は、UHRPを通じた声明で、「息子たちは無実だ。有罪判決も治療名目の保釈も、すべて私の総裁選出に
関係している」と述べ、中国による人権侵害を激しく非難した。
カーディル氏は、ウイグル人企業経営者として成功し、中国の国政諮問機関「全国政治協商会議」の委員まで務めたが、
在職中に中国指導部を批判したことで投獄された。05年の保釈後、米国を拠点に、中国の民族・人権保護を訴える運動を
進め、今年のノーベル平和賞候補にノミネートされていた。
URLリンク(www.sankei.co.jp)
【中国/東トルキスタン】 ウイグル人「公開処刑パレード」、「核実験場の奇形乳児」~一番のテロリストは中国の共産主義者 [11/22]
スレリンク(news4plus板)l50