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■環日本海の軍事漂着物
東山高生が収集、京丹後で展示
空母の誘導者ヘルメットから射撃の標的、北朝鮮向け宣伝ラジオまで、鳴き砂で知られる
京丹後市網野町の琴引浜に打ち上げられた軍用品や装備を紹介する特別展「日本海の
漂着物に見る軍事情勢」が、琴引浜鳴き砂文化館で開かれている。12月26日まで。
医療廃棄物など漂着ごみの展示はよくあるが、軍事関連は初めて。
船上作業用のドライスーツ(韓国)
▽飛行機用信号炎弾(米国と日本)
▽ライフジャケット(中国)
▽ガスマスクカートリッジ(ロシア)
▽川舟と鉄舟(北朝鮮)
▽政治宣伝文入りの海漂器(台湾)など約20点。
左京区の東山高校地学部が16年間かけて集めた。昨年6月には米第7艦隊の旗艦
「ブルーリッジ」の乗組員用マグカップを見つけ、日本海の緊張状態を肌身で感じた。
鉄舟は海上保安庁が北朝鮮製と断定。「工作船かも知れない。すぐに連絡をして下さい」
としかられたこともある。
韓国が全体の約8割を占め、米国、中国、ロシア、日本の順。核実験で日本海に緊張を
もたらした北朝鮮の軍事漂着物は極めて少ない。安松貞夫・同部顧問(59)は「物を徹底的
に再利用しているのでは」と見ている。
ソース:アサヒ 2006年11月28日
URLリンク(mytown.asahi.com)