【在日】 「君らは日朝の架け橋」~立川の朝鮮学校で公開授業 [11/28]at NEWS4PLUS
【在日】 「君らは日朝の架け橋」~立川の朝鮮学校で公開授業 [11/28] - 暇つぶし2ch1:Mimirφ ★
06/11/28 22:09:20
■「君らは日朝の架け橋」 立川で公開授業

 北朝鮮によるミサイル発射実験などが報じられるたび、朝鮮学校に通う在日朝鮮・韓国人の子どもたちは、
日本の大人から嫌がらせや暴力を受ける。おびえた心に、日本人への不信感が芽生えている。立川市にある
朝鮮学校の慎基成(シンキソン)校長(45)は「それでも日本人を信じよう」と訴える。日本と朝鮮半島、二つの
「ふるさと」の架け橋になれると、子どもたちの未来を信じているからだ。

 「西東京朝鮮第一初中級学校」(同市錦町)で今月、地域の人たちや保護者に向けた「公開授業」があった。

 慎校長は、授業の後の講演で北朝鮮のミサイル実験や拉致、核問題などが報じられるたび、朝鮮学校に通う
子どもたちが標的にされる現状を説明した。

 「うちの学校の子どもたちは6歳から(登下校で狙われることを)知っていなければ学校に来られない。
教師としても、こういう話をするのは正直、いやです」

 集団登校や最寄り駅の毎朝の見回りなど、教職員は、子どもの安全のため不休で対応にあたっている。
初級部(小学校)は私服の登下校を認め、中級部(中学校)は民族服のチマ・チョゴリからブレザーに制服を
切り替えた。

 だが、暴力や嫌がらせはやまない。

 ミサイル実験直後の7月、中学2年の男子が電車内で男に突然胸ぐらをつかまれ、殴られそうになった。
また、小学2年生の女児は下校途中、男につけ回されたという。

 おびえる子どもたちに慎校長は感情的にならず、冷静に受け止めようと呼びかけている。
「君たちに悪いことをする一部の日本人がいるのは確か。けどね、日本人が悪いとか、怖いとか、そういう風に
思ってはいけないよ」

 慎校長は、立川市で生まれ育った在日2世で、30年前に同校を卒業した。日本人と同じ学割定期券を買えなかった。
街では、日本の中高生の集団に囲まれ、けんかを売られる毎日だった。「差別とけんかの思い出しかない」という。
が、今は違う。

 在日3世の子どもたちは日本での定住を望み、「ふるさと」が「日本」と答える子も少なくない。
在日の意識変化を実感する慎校長は「日本と朝鮮半島の文化の架け橋になれる、身近な国際人の素質を持っている」と、
子どもたちの可能性と未来を信じている。

 今回の公開授業や、近隣との文化交流の実践も、そんな信念に裏打ちされている。

 「朝鮮人のルーツを学び、自分を知ることの大切さを教えたい。二つの『ふるさと』を持てる誇りが、
新たな在日の生き方につながる」とも語る慎校長。だからこそ、暴力や嫌がらせに屈せず日本を好きで
いて欲しい、と強く感じている。

ソース:アサヒ 2006年11月28日
URLリンク(mytown.asahi.com)


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