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2051年に4億3千万人 中国の高齢者、制度は不備
【北京12日共同】中国政府の全国老齢工作委員会は12日の記者会見で、
60歳以上の人口が今後も増加し続け、2051年には4億3700万人に達するとの見通しを明らかにした。
また、現時点で労働者の8割以上が社会保険に加入していないと説明、
押し寄せる高齢化の波に社会保障制度が追いついていない実態を認めた。
委員会によると、05年末の60歳以上の人口は1億4400万人で
「アジアの高齢者人口の半分、全世界の約5分の1を占める」(李本公常務副主任)。
20年からは10年ごとに1億人ずつ増えるという。
1990年代に10対1だった現職労働者と退職者の人口比率は、2020年に2・5対1まで接近すると指摘した。
高齢者を抱える世帯のうち高齢者だけで構成する世帯も既に40%近くに達しており、
高齢者対策に必要な社会負担は、1人当たり平均収入が先進国より大幅に下回る中国人にとって非常に重くなるとの見方を示した。