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コレはどうでしょうか?
北の人々に世界のニュースを! 米政府系ラジオ、朝鮮語放送を拡大
2006/12/02 19:48
米政府系ラジオ局「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が、北朝鮮などを対象とする朝鮮語
放送時間拡大のため、スタッフ増員など体制強化を図っている。核実験強行などで国際社会から
孤立を深め、情報が途絶された北朝鮮の人々に世界の出来事を直接届けるのが目的で、日本人拉致
問題も「重要なテーマの一つ」(VOAのドン・リー朝鮮部長)だ。(ワシントン 共同)
■音楽番組も
「アンニョンハシムニカ。こちらはボイス・オブ・アメリカです」。夜9時を迎えた朝鮮半島
全域に朝鮮語のアナウンサーの声が流れる。この日のニュースはイランの核問題で始まった。
内容は多彩だ。朝鮮関係のニュースを扱う「朝鮮の窓」、
世界のニュースは「ワールド・トゥデー」。週末には討論番組や音楽番組などもある。
10月の核実験の際は通常番組を切り替えて生ニュース対応。
「日朝関係には強い関心を持って報道しています」とドン・リー部長。
■妨害なき情報
放送時間拡大のきっかけは2004年に米国で成立した北朝鮮人権法だ。同法は北朝鮮の人々に
「妨害の入らない情報の普及」が必要としてVOAに放送時間拡大を求めた。
VOAは今年10月末に、それまで1日3時間だった放送時間を30分拡大。
今後、段階的に増やし、来年10月までに5時間にする予定。
これに伴い、現在12人いるワシントンの朝鮮語スタッフを倍増させ、ソウルにも新たにオフィス
を開く。スタッフには英語と朝鮮語の能力に加え、インタビュー、翻訳などをこなす能力も必要。
スタジオで原稿を読んでいたジフン・ソーンさんは、韓国のアリラン・テレビの元記者だ。
■聴取率36%
北朝鮮のラジオは周波数が固定され、国営放送しか聴けないとされるが、脱出住民らの話によれば、
ラジオを改造、外国放送にひそかに耳を傾けている人がいるようだ。
米国の民間調査会社は脱出住民の聞き取り調査をもとに、北朝鮮の36%の人が少なくとも週1回
はVOAを聴いているとの推定聴取率を出している。北朝鮮の政府高官はVOAの記者に
「われわれはVOAの報道を非常に注目している」と述べたという。
最終目的は北朝鮮社会の変革か。リー部長は「とんでもない」と笑う。
「われわれの仕事はジャーナリストとして客観的な真実を伝えることであって、それ以上の目的はない。
今の北朝鮮の人々にとっては、外部の情報ならどんなものでも価値があるはずです」
URLリンク(www.iza.ne.jp)