06/11/27 17:06:01
日中戦争のさなかに起きた南京虐殺(1937年)の被害者が、体験談を語る
「届けたいけど届かない南京からの声―聞くことから考える『共通の歴史』」が、
12月8日午後6時半から、
下京区河原町通五条下ルの「ひと・まち交流館京都」で開かれる。
事件に関心を持つ京都大の学生らが企画。
メンバーの一人、京大4年の鎌田清照さん(23)は昨夏と今夏、
訪中して戦争被害者や学生と交流してきた。
反日デモの一方で、日本語を学ぶ日本好きの学生がいたり、
日本政府と日本人を分けて考えていたりするなど人々の考え方は様々。
「事件や日本への関心が高く驚いた。日本人も中国を理解しようとする努力が必要だ」
と訴える。
今回、証言者として招くのは11歳の時に南京郊外の村で虐殺に遭遇し、
祖父、叔父2人、弟や親類など10人が殺された体験を持つ蘇国宝さん。
鎌田さんは「南京虐殺の問題を乗り越えたら、ずっと中国が近くなると感じた。
体験談を聞き、まずは事件の実情を知ってほしい」と来場を呼びかけている。
無料。問い合わせは南京60学生実行委員会(連絡先はソース参照)へ。
朝日新聞/マイタウン京都 2006年11月27日
URLリンク(mytown.asahi.com)