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■ネット仮想通貨を資格外売買 容疑で中国人留学生逮捕
熊本県警などは22日、オンラインゲームの中で使われる「仮想通貨」などを売り、
現金収入を得たとして、熊本市内の私立大学に通う中国人留学生、王悦偲容疑者
(23)=熊本市渡鹿6丁目=を出入国管理法違反(資格外活動)の疑いで逮捕した。
容疑を認めているという。こうした取引は「リアル・マネー・トレード(RMT)」と呼ばれており、
資格外活動として摘発するのは九州で初めてという。
調べでは、王容疑者は「留学」の在留資格しかないのに、今年4月14日から5月23日にかけて、
オンラインゲーム「リネージュII」で仮想通貨や武器、道具を集めて現金で販売し、約600万円を
売り上げた疑い。インターネット・オークションで買い手をみつけ、現金の振り込みを確認した後、
ゲーム内で落札者に仮想通貨などを渡していたという。
王容疑者は04年4月、中国・桂林から交換留学生として入国、1年後から自費で滞在していた。
入国以来、RMTで約1億5000万円を稼ぎ、1億円以上が中国に送金された疑いがあるという。
県警は今後、送金の目的や背後関係についても調べる。
インターネット上で複数の人が同時に遊ぶオンラインゲームでは、仮想通貨を使って武器や道具を購入。
より高度な武器などを手に入れれば、ゲームを有利に運ぶことができる。このため、ゲームをして仮想通貨
などをため、欲しい人に現金で売るといったやり方で、RMTが行われている。
ソース:朝日 2006年11月22日
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