06/11/21 22:45:04 WsAuhSD2
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ひずむ現場から(1)格差の果て「墜落出産」
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ひずむ現場から(2)分娩予約 先着月20件
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ひずむ現場から(3)地域へ派遣医出せぬ
大阪市内の民間病院。女性は、通院中から、疎外感を覚えていた。
母はアジア系外国人。10代の出産。夫は失業中。生活保護を受け、
出産費用が無料になる、助産制度を利用しての出産だった。「だからか」と思ってしまう。
「看護師は、ほかの人には丁寧な言葉遣いだったが、私にはそうでなかった」
入院したのは7月中旬の夕方。分娩(ぶんべん)室の隣にある陣痛室で休んでいたが、
深夜、トイレに立ち、破水した。自力でベッドに上がれず、立ったままでナースコールを押した。
もう、頭が出かかっていた。だが、様子を見に来た看護師は、よく確認せず、
「気のせい」と言い残し、部屋を出ていったという。
「このままやったら赤ちゃんの頭が圧迫されて、呼吸もできへんかもしれん」
どうしたらいいのかわからなかったが、3回ほどいきむと、
下着に引っかかった。もう一度、ナースコールを押そうと体を少し動かした瞬間だった。
赤ちゃんが、頭から床に落ちた。
「何で、こんなことになったんや」。
病院に駆けつけた女性の母親は、看護師らに激しく詰め寄った。