06/11/16 12:42:52
ソ連軍の侵攻による混乱の中、肉親と別れた中国残留孤児と認定された7人が16日午前、一時帰国のため北京から
成田空港に向けて出発した。同日午後、成田空港に到着する予定。
一時帰国するのは、終戦時の推定年齢が0~6歳の男性2人、女性5人で、平均推定年齢は63.3歳。30日まで15日
間滞在し、厚生労働省の面接調査を受けるほか、永住帰国した孤児の自宅や就業先を訪問。仕事探しの現状を見るため
埼玉県所沢市の公共職業安定所などを見学、22~24日に大阪を訪れる。
厚労省は9月末に7人の名簿を公表したが、これまで身元の手掛かりとなる情報は1件もなく、親族の可能性がある人が
名乗り出た場合に行う対面調査を行う予定はない。肉親捜しは昭和56年から実施しているが、対面調査が行われないの
は初めて。2年連続で身元判明者ゼロとなる可能性がある。
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