06/11/14 08:15:52
最近ハンナラ党のアン・ミョンオク議員が公開した「国際結婚仲介システム」現場報告書はまさに衝撃的だ。
感情や人格、愛はなく、お金を媒介に商品化された結婚市場で展開されている人権じゅうりんの実態は信じが
たいほどだ。
見合い現場で韓国の男性は2~4時間、多い場合で400人の女性を相手に人選をするという。結婚相手とし
て選ばれた女性は当日、性交渉するよう強要を受けるケースもあった。韓国から招請状を受けることができない
場合、処女性を重視する韓国人とまた見合いする場合、結婚仲介業社はお金を出して処女膜再生手術まで受け
させるケースもあった。
このような「大量属性」仲介システムでは韓国男性も被害者であるほかない。数時間の間に配偶者を選択しな
ければならない心理的圧迫の中で、自分の選択が正しかったのかという不安と疑問を持たざるを得ないだろう。
彼らは「絶対逃げだしません」のような言葉に刺激され、お見合いから結婚まで5日で終わらせる結婚ツアー商品
を選択し、貧しい懐をはたいてその費用で850万~1200万ウォンの巨額を支払った。
昨年結婚した8カップルのうち1カップルが国際結婚だった。結婚しにくい農村の独身男性や都市貧困階層に国
際結婚はいまや避けられない現実だ。しかし報告書で明らかにされた人権侵害の事例は世界経済大国11位、ア
ジアの先導国家という韓国が目を閉じているにはあまりにも恥ずかしいことだ。このようなことは外交的摩擦を起こ
す危険まで内包している。
政府は国際結婚仲介業を登録制に切り替える法案を推進中だ。登録制にすると脱法、商業的結婚仲介を阻むこ
とができない。非人間、人身売買的仲介行為をする仲介業者に対しては厳しい処罰を講じなければならない。あち
こちでみられる「初婚、再婚、障害者も可能」「絶対逃げださない」などの人権侵害的広告も今すぐ撤去すべきだ。
結婚は結婚らしくすべきだ。互いに尊重するような環境を作ることに力点を置かなければならないし、互いによく分
かりあえる機会を多くもてるように誘導しなければならない。
URLリンク(japanese.joins.com)