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■福祉と国防予算を大幅増額 10年までの国家財政運用計画
福祉分野の予算が今年から毎年平均9.1%増え、2010年には80兆円に迫る見通しだ。また、軍戦力を
強化するための費用は年平均17.7%急増する。
一方、インフラに投入する予算は同期間に年平均1.6%、産業・中小企業への支援予算は0.7%、それぞれ
増えるのにとどまる見通しだ。
企画予算処(予算処)が8日にまとめた「2006~2010年の国家財政運用計画の細部案」で、このようなことが
明らかになった。
予算処は2010年、社会福祉・保険の予算が79兆4125億ウォンに増えると予想した。今年の56兆261億ウォン
の福祉予算が、4年ぶりに1.4倍に増えるわけだ。
国防分野の支出は今年、22兆5046億ウォンから、2010年は31兆8182億ウォンに、年平均9.0%増やす
ことにした。とりわけ、先端兵器の開発などにつぎ込まれる戦力投資は2010年、11兆1073億ウォンで、今年
(5兆7881億ウォン)の1.9倍に急増し、5年間で計41兆3222億ウォンが投入される。
研究開発(R&D)投資は今年、8兆9069億ウォンから、2010年は12兆6127億ウォンで、年平均9.1%増加
する見込みだ。
一方、輸送や交通、地域開発分野の財政投資は、2010年、19兆6229億ウォンで、今年の18兆4236億ウォン
とそれほど変わらない。
とりわけ、水資源関連の予算は2010年まで年平均5.0%減るなど、航空・空港(-23.6%)、鉄道(-0.5%)、
道路(-0.03%)の予算は縮小される。その代わり政府は、民間資本を誘致することにした。
産業・中小企業分野の予算は今年、12兆3955億ウォンから、2010年は12兆7593億ウォンで、年平均0.7%
の増加にとどまる。
ソース:東亜日報 NOVEMBER 09, 2006 07:09
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