【朝鮮日報コラム】韓国製航空機「バンディー」[11/06] at NEWS4PLUS
【朝鮮日報コラム】韓国製航空機「バンディー」[11/06] - 暇つぶし2ch1:<ヽ´`ω´>φ ★
06/11/06 16:32:12
 韓国戦争(朝鮮戦争)の砲声が止んだ直後の1953年10月、慶尚南道泗川飛行場で飛行機1機が滑走路から
飛び立った。空軍技術学校が実習用に設計・製作した2人乗りプロペラ機の試験飛行だった。他の飛行機の部
品を寄せ集め、かろうじて形だけは何とかしたというような代物だったが、韓国人の力で作った初めての航空機
だった。当時の李承晩(イ・スンマン)大統領は「復活」と命名、それを直筆したため祝った。しかし、復活号はそ
の1機きりだった。

 1991年に大韓航空の5人乗り多目的小型航空機「蒼空91号」が国産航空機時代を再び開いたが、たった2機を
製作しただけで終わってしまった。航空宇宙研究院が1993年にお披露目したレジャースポーツ用超軽量動力飛
行装置「カチ」(韓国語でカササギの意)と、1997年に開発した8人乗り双発機も試験飛行で終わった。海外はもち
ろん、韓国でも国産航空機の性能と安全を不安がり、購入希望がなかったのだ。

 突破口は国防科学研究所が作った軍用訓練機KT-1だった。KT-1も「駄目でもともと」で基礎設計から全過程
を韓国人の力でやり遂げようと紆余曲折を経た。全てを手作業で行ったため、部品規格が設計図と違っているの
は日常茶飯事。何か1つするのにも簡単にはいかなかった。1991年の初試験飛行でも、離陸10分後に遠隔計測装
置が故障した。それでも地道に性能を改善、2000年に空軍基本訓練機になった。インドネシアに12台輸出という成
果も上げた。

 航空宇宙研究院が開発した 4人乗り民間航空機「バンディー」(韓国語でホタルの意)が2001年に試験飛行に成功、
その5年後に航空機のメッカ・米国に輸出された。KT-1の1台当たりの値段は500万ドル(約5億9000万円)であるこ
とを考えると、輸出価格29万ドル(約3400万円)は何とも残念だ。しかし、まだ国内で販路が開けていない状態で、
小型航空機の天国とも言える米国に進出したのはすばらしい。60機の追加輸出契約も結ぶそうだから、期待できる。

 バンディー号には研究員や技術者の血と汗と涙が滲んでいる。試験飛行距離だけで4万4000キロメートルに及ぶほ
ど、開発チームは性能を認められるため、いろいろ努力を尽くした。2004年には米国の探検パイロット・マクラウド氏に
バンディー号を操縦してもらい、小型飛行機としては初めて南極飛行に成功した。試験飛行を成功させた民間航空機
開発のパイオニア、韓国航空大学のファン・ミョンジン教授とウン・ヒボン教授は、2年前に後続機として開発した「ボラ号」
を操縦中に墜落死した。バンディー号の米国輸出は2人に捧げる花でもあるのだ。

URLリンク(japanese.chosun.com)


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