06/11/06 16:27:22
米有力紙のフィラデルフィア・インクワイアは5日、韓国戦争(1950~53)で多くの米軍が死亡したにもかかわらず、
韓国内では反米感情が深く、年間30億ドル(約3500億円)の駐留費用がかかるにもかかわらず米軍を韓国から撤退
させずにいるのは、本当の同盟国の日本・台湾などに被害が出るからだと報じた。
同紙の記者ラスト氏は「韓国に米軍がいないのは想像できないが」という見出しのコラムで「韓国が50万人のの軍隊
で、核能力を持つ120万人の北朝鮮軍を阻止する賭博を願うならば、韓国にお金を使わせ、中国が地域の覇権を願う
ならば放っておくこともできるが、これは想像にすぎず、米国は避けられない責任を負っている」と指摘した。
同氏は「韓国から米軍が撤退すれば米国の本当の同盟国・日本が被害を受け、台湾など他の国々にとってもそうなる」
とし「核を保有した北朝鮮はオーストラリアからベトナムに至るまでの全域の安定を壊すだろう」と強調した。同氏はしかし、
在韓米軍に関連「(韓国人は)韓国人を保護するために米軍が常時いるはずだと思っている。お金も稼ぎ、野球もし、ホー
ムシアターも楽しむ韓国民を保護するために駐留するだろうと思われている」と主張するなど不機嫌な心境を示したりもした。
また、米国の人々が全般的に韓国について良く考えているのに対し、韓国人の50%が米国について良くないと考えてお
り、04年の調査では、韓国民の39%が米国を「脅威的国家」に見なした半面、北朝鮮を脅威的国家だと回答した人は33%
にすぎないなど、両国民の好感度が相互的でないことを指摘した。
続いて▽韓国戦争で5万4246人の米軍が死亡し▽1945~2001年、米国が韓国に150億ドルの経済軍事援助を行な
っており▽3万人にのぼる在韓米軍の維持に年間30億ドルが注がれているとし、これは「世界第11位の経済大国に与える
には多すぎる補助金だ」と指摘している。
ブッシュ政府以降、韓米関係が冷え込んだという報道は時々あったが「米軍が撤退できないだろうと考えて、韓国人が思う
存分米国を敵対視し、ぜい沢な暮らしをしている」といった具合で、韓国社会を非難する文は今回が初めて。
URLリンク(japanese.joins.com)